コカ・コーラ、人気ブランドで缶カクテル発表

2022年 1月11日

コカ・コーラ社は、蒸留酒をベースとするカクテル “フレスカ・ミックス (Fresca Mixed)”を今年後半に発売することを明らかにした。フレスカ・ミックス開発から発売にあたり、同社は、コロナやモデロなどの人気ビール、ワイン、及び、蒸留酒を生産するコンステレーション・ブランズ社(米国ニューヨーク州)と提携しており、コンステレーション・ブランズ社が、生産/マーケティング/販売を手掛ける。

既に50年以上の歴史を持つ、コカ・コーラ社の代表的ソフトドリンク・ブランドのフレスカは、ゼロ・カロリー/無糖で、近年その人気が再熱し、同ブランドのグレープフルーツ・ブレーバーはカクテルに加える飲料の一つとして長く利用されている。

最近では、米国消費者の健康志向により砂糖入り炭酸飲料の消費量が減少の一途を辿っており、ノン・アルコール飲料メーカー各社はポートフォリオ多様化を進めている。コカ・コーラ社が今回発売するカクテルは、モルソン・クァーズ社と組み昨年発売して以来好調な売れ行きを見せているTopo Chicoハード・セルツァーに続く、同社によるアルコール飲料製品第二弾となる。

2020年、米国の缶カクテル消費量は、前年比52.7%増加し、RTDアルコール飲料カテゴリーの6.9%を占めるに至っている。

CNN Business, Jan.6, 2022 / CNBC, Jan.6, 2022

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