ブラジルにて、クラウン社4工場目となる飲料缶製造工場建設

2010年10月28日

製缶会社クラウン・ホールディングズ社(米国)は、ブラジルの同社傘下にあるクラウンEmbalagens社がブラジルに飲料缶製造工場を建設する計画があることを、今週火曜日に発表した(弊社業界情報2010年4月8日付に関連記事)。同社にとりブラジルで飲料缶製造工場として4工場目となるこの工場は、2011年第4四半期に操業開始予定で、複数のサイズの2ピース飲料缶製造を可能にする。まずは年間10億缶の生産能力を持つ1ラインを、ビールならびにソフトドリンク用缶需要が急伸するブラジル北部に建設する。クラウン・ホールディングズ社は、1942年よりブラジルで操業しており、現時点で、Cabreuva、エスタンシアならびにポンタ・グロッサの各都市で2ピース飲料缶製造工場を、そしてマナウスに飲料缶蓋製造工場を持つ。新工場建設により、同社のブラジルにおける飲料缶生産能力は75億缶となる。ブラジル市場は、今年すでに2桁の成長を遂げており、今後同国で開催される2014年FIFAワールドカップならびに2016年夏季オリンピックに伴う需要増に、同社は準備を整えつつある

(PR Newswire, October 26, 2010)

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