米国で人気のコールドブリュー・コーヒー、次はビールメーカーとコラボ

2019年 9月12日

米国では、昨今、ハード・セルツァー(seltzer)の人気が度々報道され、ビールが置き去りにされた感があるが、市場では、モルト飲料の余地が全くなくなったわけでもない。この7月に、長い歴史を持つビールメーカーのパプスト・ブルー・リボン社が、同社ビールブランドの名で5% ABV (アルコール含有量)のコーヒー・フレーバー・ビールを発表し、米国消費者を驚かせた。
そして、今週、これとは、ある意味、逆の話題が伝えられた: トレンディーなコーヒー・ブランドとして知られるメーカーが、ハード (アルコール入り) コーヒーを発表した。
コーヒーメーカーのLa Colombe社が、米国最大級のビールメーカー、ミラークァーズ社と組み今回発売するのは、4.2% ABVのコールドブリュー・コーヒーである。今月、米国内5都市にて販売開始される。
パプスト・ブルー・リボン社のハード・コーヒーがコーヒー・フレーバーのビールという印象であるのに対し、La Colombeハード・コーヒーは、アルコール・フレーバーのコーヒーと言ったところかもしれない。飲み切りサイズの9オンス缶で販売される。

(YAHOO! LifeStyle, Sept.9, 2019)

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