ビールも家庭で簡単に作る時代

2020年 3月17日

最近では、使い捨てポッド・コーヒーに対する批判も聞かれるようになっているものの、ポッドを利用するキューリグ・グリーン・マウンテン社のシングルカップ・コーヒー・マシーンは、その利便性ゆえ、依然として米国で多くの人々に利用されている。そして、今、ビールでこの利便性が実現しようとしている。
昨年、家庭用カクテル・マシーンを発表したドリンクワークス社 (Drinkworks) (弊社界情報2018年11月15日付に関連記事) が、ようやく、家庭用ビール・マシーンの初となる試験プログラムを実施する。 ドリンクワークス社は、世界最大のビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社所有の醸造会社であるゴールデン・ロード・ブリューイング社(米国ロサンジェルス)と提携し、ボタンを一度押すだけで、家庭でおいしいビールができるビール・マシーンを商品化した。
一つのポッドから14オンスのドラフトビールが出来上がる。ゴールデン・ロード・ブリューイング社により伝統的な醸造技法で醸造されたビールの“もと”4種類が、小さなポッドとなって販売される。 このビール・ポッドは、まず、試験的に、米国カルフォルニア州オレンジ郡に限定して発売される予定である。

Thrillist, Mar.16, 2020

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