プラスチック循環利用の新技術

2025年11月12日

欧州のHorizon Europeの支援でデンマークのオールボー大学が調整するUpcycleプロジェクトが始動した。

12か国19パートナーが参加し、非リサイクルプラスチックを高度にリサイクル可能で残留性のない包装材に変える循環型バリューチェーンを開発する。

対象は鮮度食品や飲料、パーソナルケア製品など、リサイクル性が重要な分野。2029年までに温室効果ガスを30%削減した安全で持続可能なプラスチックを実用化することを目指す。

 

プラスチック技術センターAimplasが新ポリエステルの開発と使用後評価を主導し、コンソーシアムには大学や企業が参加して廃棄物収集から市場投入までをカバーしている。さらに、NextekやCoveris、GreenbackやAmcorも使用済みプラスチックを再生利用する技術開発を進め、循環型経済の実現を目指している。

Packaging Europe, November 5, 2025

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