赤ワイン、缶でも品質維持
2026年 2月12日
アメリカのフロリダ大学などの研究で、赤いマスカダイン種ワインをガラス瓶とアルミニウム缶に入れて保管した比較実験を行った。
両方とも常温で最大6か月、さらに高温条件での保管も行い、色素(アントシアニン)やpH、アルコール含有量、揮発性化合物などの変化を分析した。
結果、缶と瓶で化学的な変化や品質の差はほとんどなく、色の変化は一般消費者が気づく程度ではなかった。特に缶内部のライナー(コーティング)とワインとの有害な反応は検出されなかった。
このことから、アルミニウム缶はガラス瓶と同等の保存性を持ち、特に短期消費・携帯性・屋外利用に適した包装として有望であると研究者らは指摘している。
ただし本研究は特定のワインを対象にしたもので、長期熟成や味覚評価(テイスティング)は未実施であり、さらなる研究が必要とされる。
また、缶はガラス瓶よりリサイクル性が高く軽量で輸送・環境負荷の面でもメリットがあるとする業界側の意見もあり、缶入りワイン市場の成長と合わせて今後登場機会が増える可能性がある。
Packaging Insights, January 8,2026/ Mudolatas, January 26,2026
