中国輸入増、米国内競争に懸念

2026年 2月18日

米国のアルミ業界は、2025年に中国からメキシコ向けに輸入された中国製アルミコイルが約500%増加したことに懸念を示している。

この輸入量は、米国の一般的なアルミ圧延工場1か所分の年間生産能力に匹敵する規模であり、安価なアルミが米国市場に流入することで、国内メーカー間の価格競争が激化し、北米の産業競争力に悪影響を及ぼす恐れがある。

 

業界団体「アルミニウム協会」は、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を通じて、中国からの輸出がメキシコやカナダ経由で米国市場に流れ込むことを防ぐ厳格な管理を求めている。

また、メキシコに2019年導入を約束したアルミ輸入モニタリング制度の即時実施も要求している。米国鉄鋼協会も、中国産鋼材に対する関税制度や原産地規則の強化を提案している。

Mudolatas, January 30, 2026

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