米国、12ヵ月間で飲料缶110億缶を輸入

2021年 6月17日

北米での飲料缶需要増に伴い、輸入缶への依存が高まっている。

主要飲料缶製造会社による新工場建設、新ライン増設が現在進められているものの、今後数年間は引き続き飲料缶を輸入せざるを得ないと製缶会社ボール社は予測する。

クラウン・ホールディングズ社は、飲料缶の輸入先であったメキシコが缶を売り尽くしたため、現在では、中東より缶を輸入している。

コロナ禍による外出規制で、家で消費し易いRTD(ready-to-drink)飲料の売上が伸びており、様々なサイズの飲料缶の需要が今なお増え続けている。

その上に、今後発売される新製品の70%がアルミ缶を使用すると見込まれており、現在建設中の飲料缶製造工場は、完成後、フル稼働が続くものとボール社は見ている。

 

 

The Canmaker, Jun.11, 2021

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