オンラインでアルコール飲料売上増、米国独立記念日

2021年 7月13日

酒類専門オンライン・ショップ ・サイトを運営する米国ボストンのDrizly社は、米国人にとり1年の中で最も大きな祝日の一つにあたる、米国独立記念日を挟む週末(今年は7月2日~5日)に、Drizlyサイトで注文された飲料の傾向を報告した:

毎年、この時期、アルコール飲料の注文が急増するが、今年は、蒸留酒、及び、ビールが増えた一方で、ワインの注文が昨年同時期に比べ減少した。

人気のRTDアルコール飲料は、蒸留酒カテゴリーでのシェアを前年同時期の5%から7%に増やした。この期間最も売り上げたRTD蒸留酒ブランドは、ウォッカと果汁を使った、カルフォルニア州のE.& J.Galloワイナリー社供給High Noon ハード・セルツァーである。

蒸留酒では、テキーラが、蒸留酒売上の20%を占めた。

独立記念日の週末4日間、Drizlyサイトで最も注文が多かったビール(フレーバー・モルト飲料含む)ブランドは、ハード・セルツァーのホワイト・クロー(White Claw)、コロナ、そしてバド・ライトであった。第4位は、ハード・セルツァーのTrulyが昨年のクァーズを凌ぐ結果となった。

ワイン類では、シャンパン及びスパークリング・ワインが注文数を増やしたのに対し、ホワイト・ワイン及びロゼは昨年同時期と比較しその数を減らした。

CSP, July 7, 2021

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