缶不足でも売上増、モンスター・エナジードリンク

2021年 8月12日

世界で売上シェア第2位(39% vs. 第1位レッドブル43%、2020年時点)のエナジードリンク・ブランド、モンスターが、米国でのアルミ缶不足に関わらず、今年第2四半期、世界全体の売上を、コロナ禍以前の2019年同期比32%増と記録的にその売上を伸ばした。

北米及び欧州におけるアルミ飲料缶不足は依然続いている。モンスター・ベヴァレジ社は、需要増に対応するため、契約数量以上のアルミ飲料缶を、米国、南米、そしてアジアから確実に入手できるよう手配済みである。さらに、米国にて、今年第4四半期に新しい工場/ラインの操業開始を予定する飲料缶製造会社二社との契約も交したばかりである。

一方で、輸送用コンテナの不足や、世界各地の港湾での混雑が報告されており、輸入缶については納入が遅れる可能性が予想されている。

The Canmaker, Aug.9, 2021

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