コロナ禍の容器トレンド、今後は

2021年10月12日

米国では、コロナ禍による外出規制で、家での飲食品消費トレンドがすっかり定着した。これに伴い、食缶・飲料缶の需要は今もなお増え続けている。

ドイツ銀行が今夏実施した、1,000人の米国消費者を対象とする調査によれば、回答者の半分以上が、今後、コロナ禍が収束に向かった後も、缶飲料の消費は増えるであろうと予想している。これは、米国で引き続き自宅を仕事場とすると決めている消費者が多いこと、また、オンライン・ショッピングの傾向が今後も続くと見ていることにある。

さらに、最近では、ハード・セルツァーの売上低迷に関するニュースが散見しているものの、この調査では、セルツァーを購入している人々の56%が、外出規制緩和後も同様に購入すると回答している。

このように缶飲料・缶食品の需要が顕著に増えていることは確かである一方で、消費者は、容器によって製品を選択するというところまでには至っていない模様だ。アルミ缶を使用する製品を積極的に選ぶつもりだと答えた人は14%で、プラスチック製容器に入った製品をむしろ購入すると答えた人よりもわずか2%だけ多かったことを、この調査は伝えている。

 

The Canmaker, Sept.29, 2021

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