ビール・メーカー、缶を自社で製造

2022年 7月 5日

ビール・メーカーのハイネケン社(オランダ)が、メキシコのチワワ州メオキにある同社既存ビール醸造工場に隣接した、同社製品向け缶の製造工場を建設する。

リサイクル可能で、サステナブルな容器としてアルミ飲料缶の需要が世界中で高まっており、飲料缶製造会社がこぞって生産能力を増強しているが、いまだにアルミ缶不足は解決していない。そのため、飲料メーカー自身が缶製造能力を持ち始めている。ブラジルの大手ビール・メーカーAmbev社は、ブラジルにハイテク製缶工場を建設し、自社製品向けの缶を自ら製造している。また、欧州・アジアで人気が高いエナジードリンクを生産するHell Energy社(ハンガリー)も自ら缶を製造している。

メキシコでは、合わせておよそ250億缶の飲料缶製造能力を有するボール社、クラウン・ホールディングズ社、メキシコの容器製造会社Envasesグループが操業しているにも関わらず、ハイネケン社は自ら缶を製造することで供給を確保する計画である。

工場が完成すれば、供給網を統合する上でも変化を起こし、ハイネケン社が推進する二酸化炭素排出量削減をさらに促進できるものと同社は見ている。約9,040万ドルを投じていると伝えられるハイネケン社のこの飲料缶製造工場は、2024年末に生産を開始する予定である。

The Canmaker, June 30, 2022

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